Power PointでTeXによる数式を使う際、TeX2imgなどでTeX形式から画像を生成し、それを単に貼り付ける事もできる。しかしそれでは後から数式を修正しようとする時に、わざわざTeXソースをいちから書いたり別のファイルからソースをコピペして来る必要があり、面倒すぎる。2017年以降のバージョンではデフォルトでTeXが使えるようだが、すでに論文などに書いたTeXソースを貼り付けると変換してくれない。(おそらく一つ一つのコマンドの直後でスペースや何か別の文字を打つなどの動作をしないと数式に変換されない。)しかもよく使う物をプリアンブルで\newcommandを用いて準備しておくことができない。
というわけで、書いたソースをパワーポイント上で(後からでも)編集可能にする、かつプリアンブルも編集可能にするには、何かしらのアドインを入れる。おそらく一番良いのが(というか著者の環境で唯一まともに動作させることができたのが)Iguanatex。2019年版のPowerPointやWindows10でも動作確認が取れている。他にもpptTeXなどもあるがまともに動作しなかった(確認されている動作環境もちょっと古すぎる)。昔はTeXPointというもがあったそうだが、有料化され、さらに最近は販売も停止したみたい。
IguanaTeXの使い方はこちらのページを参考にするとよい:
注:Mac版も一応あるが、ただしうまく動作しなかった。
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