基本
箇条書きはitemize環境かenumerate環境を使い, 「\item」の後ろに各項目を書きます.
itemizeは黒丸で出力されます.
\begin{itemize}
\item コメント1
\item コメント2
\item コメント3
\end{itemize}
出力
enumerateは番号付きで出力されます.
\begin{enumerate}
\item コメント1
\item コメント2
\item コメント3
\end{enumerate}
出力
入れ子にすることもできます. 以下はenumerate環境ですがもちろんitemizeでもできます.
\begin{enumerate}
\item コメント1
\item コメント2
\begin{enumerate}
\item 入れ子1
\item 入れ子2
\end{enumerate}
\item コメント3
\end{enumerate}
スタイルの変更
「\item」の後ろに補足を記入することで、黒丸の他に好きな記号や文字を入れることができます.
\begin{itemize}
\item[あ] コメント1
\item[い] コメント2
\item[\dag] コメント3
\item[\ddag] コメント4
\end{itemize}
出力
enumerate環境で番号の種類の変更
enumerate環境の番号の種類を変えるには「\labelenumi」を環境内で再定義します. 種類は五種類あって以下のようになります.
\arabic アラビア数字 1,2,3,…
\alph アルファベット(小文字) a,b,c,…
\Alph アルファベット(大文字) A,B,C,…
\roman ローマ数字(小文字) i,ii,iii,…
\Roman ローマ数字(大文字) I,II,III,…
\begin{enumerate}
\renewcommand{\labelenumi}{\roman{enumi}}
\item コメント1
\item コメント2
\item コメント3
\end{enumerate}
※文章全体で変更したい場合は「\renewcommand{…}{…}」をプリアンブルに記載してください.
文字列を入れて好きなように編集することもできます.
\begin{enumerate}
\renewcommand{\labelenumi}{パターン\Alph{enumi}}
\item コメント1
\item コメント2
\item コメント3
\end{enumerate}
Beamerの箇条書きスタイルの変更
Beamerの箇条書きのスタイルを変更するには、プリアンブルに
\setbeamertemplate{items}[…..]
を挿入すれば良い。…..部分には default, square, circle, ball などを入れる。
ちなみにdefaultは三角形。
このコマンドはプリアンブルでなくても有効で、スライドの途中に入れれば部分的にだけ箇条書きにのスタイルを変更できる。
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