概要
1.TeXstudioの環境設定を開いて「言語チェック」の「スペルチェック辞書のディレクトリ」欄からディレクトリのパスを確認する。
2、finder(Windowsならフォルダ)でそのディレクトリにある元にしたい辞書の.dicファイル及び同じ名前の.affファイルを好きな場所にコピーしておく。(元のファイルを壊さないため)このとき拡張子は変えずにファイル名を好きな名前に変更しておく。ただしaffファイルとdicファイルは必ず同じ名前に。
3、コピーした.dicファイルをmiで開いて必要な単語を打ち込み編集する(普通のテキストエディタだと無理っぽい?)
編集方法は以下参照。
4、編集した.affファイルと.dicファイルを元のディレクトリに戻してTexStudioの環境設定で規定の言語として選択すれば完了。
注意:同じ名前の.affファイルも一緒に入れておかないとエラーがでる。
.dicファイルには基本となる単語、.affファイルには基本単語からの語形変化(複数形のsのつき方など)の法則が書かれている模様。
dicファイルの編集方法
入れたい単語を書き込むだけ。場所は問わない。ただしはじめに色々書いてある数字部分より前に書いたらだめ。英語辞書の場合aやaaの真上とかがよい。
大文字小文字の区別はあって最初の文字を大文字にしてdicファイルに書き込むと(固有名詞など)Texファイルでは先頭が大文字のときのみスペルミスにならない。
最初の文字を小文字にして書き込んだ場合は、単語の先頭を大文字小文字どちらでTexファイルに書いてもスペルミスにはならない。
単語の後ろに「/記号」を追加することで語形変化を許すようになる。(つまり.affファイルの法則に照らし合わせて語形変化させたものもスペルミスにならないようにできる)
例
/M 所有格の’sを許す
/S で複数形を許す
/MS で上記の二つを許す
など。基本的に追加する単語は名詞ばかりなのでこの程度で十分だが他の語形変化と記号については.affファイルを見ると参考になるかも。
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